自家製の粉チーズ?「フットアドバンス」成城学園前

dsc初めて足裏マッサージを、それも強烈に痛い“台湾式”マッサージを経験したのは、沖縄のリゾートホテルだった。そこは浜松町に本店のある有名店。身体の各所に不具合のある私は、余りの痛みに5分も我慢できなかった。二度と経験するものかと誓った。その後、優しい英国式やバリ式のマッサージを経験し、アロマの柔らかな香りの中でうとうとする快感も覚えた。

…でも、何かが足りない。心地よさに身を委ねるだけでは、あの快感は得られない。苦痛の後にやってくる解放感と爽快感。痛さに声を上げ、汗を流し、施術するスタッフと会話もできない一瞬。反射部の説明も記憶に残らない。記憶中枢が一時的に機能しない。そんな苦痛のすぐ裏に潜む快感の記憶を再現すべく新宿店に通った。しかし、予約が取りにくい上に、住まいから交通の便が今ひとつ良くない。

そんな時に発見したのがこのお店。聞けばその有名店で修行?をした店長が独立して開業した店だとか。なるほど、確かに痛さの系統は近い。場所は成城学園前駅から歩いて3分ほどの小さな店。住まいに近い分だけ気軽に行きやすい。山本店長をはじめ、スタッフとの距離も適度に近くアットホームな雰囲気。そしてマッサージだけではなく、爪や足裏のケアも豊富な知識をベースにアドバイス、もちろん施術もしてくれる。

ある日フットケアしてもらいながら、私のブログの話題になった。「じゃあ、角質ボロボロの写真を撮りましょう。雑誌の取材とかマス媒体じゃ、こんな写真載せられないですからね。でも、こんなになりますって、ほんとは分かり易いと思うんですよ」という訳で、カメラアングルを気にしながら何枚か撮影。…でも、サンプルとしては不適当?余りにも美しくない足裏、溢れる角質。イタリアン・レストランで「チーズをおかけします。」と言われチーズリナーで削ってもらっているのに、「あ、それぐらいで結構です。」と言い忘れたような…。(そんな美味しそうには見えないけどね)男性もぜひ、お試しいただきたい。

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